(この記事は11月2日~5日に行ってきた涸沢までの登山の様子を、記録として個人的に残しておくために書いております。)
さて、飯を食い、夜7時を過ぎ、就寝。
しかし、ここに到着したのが午後3時半ちょい過ぎくらいだったから、
なんだかんだ言って、もう3時間近く経っていたんだなぁ・・・。(回想)
ヒュッテ内でちょっとゆっくりして4時を回っていたとしても、テントを張るのに1時間も掛かってはいないし(場所確保と整地とテント張り合わせても30分掛かってはいないだろ)、ラーメン食ったのが撮影時間からだいたい5時くらいだったから、
それから7時まで何やってたんだろ・・・???(ま、いいか・・・)
(飯のあとすぐ一旦ダウンして、そのあと一度目覚めたのかも知れないな・・・。記憶が定かではない。)
ところで、11月の涸沢はさすがに寒い。
ノースフェイスのタッドポールでは正直心配だった。(なんせ内張りは大部分がメッシュだから)
でも、結果として寒さは十分凌げました。(でも、本格的な厳冬期にはやはり厳しいのだろうか・・・)
寒さ対策としては、
①テント内でランタンを常時点灯。(これが意外にもけっこう効いていたかも)
②就寝時の装備は、登山時の服装の上にさらにノースフェイスの厚手のダウンジャケット+メーカー不明の裏地がフリースのナイロンパンツ+ナンガオーロラ750という重ね技です。
これで寒さが気になることはありませんでした。(若干足先が寒かったので、ナイロンパンツを少しズリ下げて足先をカバーし、逆に股間とお尻はノーカバーという状態でした。)
(ちなみに登山時の服装は、トップスがヒートテック系アンダー+ノースフェイスの薄手のフリース+マーモットインナーダウンジャケット。ボトムスがC3fitサポートタイツ+ノースフェイストレックカーゴパンツです。)
なお、ランタンの常時使用ですが、夜中にちょっと頭が痛くなってきた気がしたので、高山病か酸欠か分かりませんが、念のため、寒いけど空気を入れ替え、ランタンを消しました。
そうしていると、一度夜中に目が覚めたので、体感的に「もう夜明け前くらいかな・・・」と思って時計を見るとまだ夜中の11時!?
おぉー!まだまだゆっくり寝ていられる~♫と思いながらも、外の様子が気になり、寒いけどシュラフから抜け出してテントから顔を出すと、
なんと!すっかりガスも晴れて、満天の星空が!!
足が痛かったのと、寒いのとで、外に出る気力が湧かず、そのままテントから首だけ出してしばし星空ウォッチング♪
テントが邪魔で全体を見渡せませんでしたが、それでもけっこーな星空を堪能できました。(流れ星も見られましたし)
(今思えば、なんとか我慢して外に出ていれば良かったと後悔しています。が、その時は本当に体が限界で無理でした。)
とりあえず、「富士山五合目とそんなに変わらないよ・・」と自分に言い聞かせ、その夜は再び就寝。
あ、そうそう。
雪上テン泊を初めてやってみてまず思ったのが、先述のテント設営の勝手の違い(雪を固めたり除雪したりの整地が必要+ペグを刺せない、など)ですが、
それよりも今回思ったのが、「トイレに行けない」です。
疲れていなくて、近くにトイレがあれば、ちょっと頑張ればなんとかなるのでしょうが、
今回はとにかく疲労と膝の痛み(+寒さもあり)で、もう少しも動きたくない状態でしたので、尿意を催して目が覚めた時は本当に困りました。(朝まで我慢しようと思ったのですが無理でした。)
で、どうしたかというと、水筒として持ち歩いていたこれです。
↓
ペットボトルも一つ持ってきていたので、最悪それでもなんとかなったと思うのですが、
やはり容量は1リットルはないと心配です。
それに、これは飲み口のプラスチック部分を取り外せるので、挿入口にゆとりがあることが魅力です(笑)
これは今後も簡易用トイレとして活用したいと思います。(もちろん水筒としても)
これを使うにあたり、中身を飲み干し、飲料水が底をついてしまったので、外の雪をコッヘルでかき集め、バーナーで沸騰させました。(沸騰後は朝までそのまま放置です。)
寝返りでこぼさないように注意しながら、また就寝です。
(つづく)
なかなか終わらんなぁ・・・